国民民主・千葉県連パワハラトラブル?4人離党 党本部に調査委

2025/03/12 15:19 

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 国民民主党は12日の両院議員総会で、党千葉県連(代表・竹詰仁参院議員)で起きたトラブルで離党者が相次いでいる問題で、党本部に倫理委員会とハラスメント対策委員会による合同委員会を設置することを決めた。総会後、舟山康江両院議員総会長は記者団に「党本部としても看過できない。県連単独の問題ではなく、全国に波及し、党本部に問い合わせも来ている。客観的に状況を確認する」と述べた。

 合同委員会の座長には円より子衆院議員が就任する。倫理委員長とハラスメント対策委員長を兼ねる竹詰氏は、調査対象になるため、合同委のメンバーとしては参加しない。舟山氏によると、ヒアリング対象は、県連所属の岡野純子衆院議員(比例南関東)と県連幹事長である天野行雄県議、竹詰氏の3人と、昨夏以降に離党届を出した地方議員4人の計7人。

 党関係者によると、昨年、岡野氏から県連所属の地方議員へのパワーハラスメントがあったとする問題を巡り、岡野、天野両氏と一部地方議員らが対立。執行部側が地方議員に離党勧告を出すなどし、これまでに4人が離党する事態になっている。【遠藤修平】

毎日新聞

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