兵庫県の第三者委が報告書提出へ 斎藤知事のパワハラ疑惑など調査

2025/03/17 14:00 

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 兵庫県の斎藤元彦知事がパワーハラスメントなどの疑惑を文書で告発された問題で、県が設置した第三者調査委員会が19日午後、県代表監査委員に報告書を提出する。

 第三者委は県弁護士会が推薦した裁判官出身の弁護士3人で構成。県議会の調査特別委員会(百条委)と同様に、パワハラや贈答品の受け取りなど七つの疑惑と、公益通報としての県の対応の妥当性について調査してきた。

 3月にまとまった百条委の報告書は、斎藤氏の県職員への叱責が「パワハラと言っても過言ではない」と指摘。告発者を特定・公表し、懲戒処分とした斎藤氏ら県の対応は「告発者潰しと捉えられかねない不適切な対応だった」と問題視していた。

 斎藤氏は記者会見で百条委の報告書について「一つの見解」と論評したが、第三者委も百条委と同様の結論を出した場合、斎藤氏や県の責任を問う声が強まるのは必至とみられる。

 19日は報告書の提出後、第三者委の委員が記者会見し、調査内容について説明する。【栗田亨】

毎日新聞

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