立憲・野田代表 消費減税「期限は協議で」 柔軟に対応する方針

2025/05/02 13:16 

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 立憲民主党の野田佳彦代表は2日の記者会見で、食料品の消費税率を0%に引き下げる立憲案について、1年間の減税期間にこだわらない考えを示した。「期限については各党と協議して折り合ってくれるところがあれば、決めることが大事だ」と述べた。

 野田氏は立憲案に関して「(減税期間は)1年にするが経済情勢によっては更に1回延長できる」と説明。各党との協議を踏まえ、延長期間については柔軟に対応する方針だ。

 現時点で税収減を補う方策が明示されていないとの指摘については「財源を作れと指示した。制度設計できた後に反論も含めてしていきたい」と語った。

 消費減税を巡っては、日本維新の会が2年間食料品を0%にする案を主張。国民民主党は時限的に一律5%への引き下げを訴えている。【遠藤修平】

毎日新聞

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