川崎市長選 現職の福田紀彦市長が4選目指し出馬を表明
川崎市の福田紀彦市長(53)は11日の市議会で、任期満了に伴う同市長選(10月12日告示、26日投開票)に4選を目指し立候補することを表明した。福田氏は「今まさに将来の成長と発展に大きく影響する施策に取り組んでおり、自らが先頭に立って川崎の未来を実行すべく、次期市長選に挑戦する決意をした」と述べた。
市議会代表質問で、自民党の本間賢次郎議員の質問に答えた。
福田氏は松沢成文氏(現参院議員)の秘書や県議を経て、2009年に民主党(当時)推薦候補として市長選に初挑戦したが落選。13年市長選で「完全無所属」として、官僚出身の元市財政局長らを破り、初当選した。17年、21年の選挙でも無所属候補として再選を果たした。今回も政党の推薦は受けない方針。
1期目の公約で掲げた「中学校完全給食導入」は、17年に全中学校で実現。19年には外国にルーツがある人へのヘイトスピーチに刑事罰を科す全国初の条例を成立させた。3期目ではJFEスチールの高炉休止に伴い、臨海部の再開発に取り組み、脱炭素化を推進している。
立候補表明後、記者団の取材に応じた福田氏は、多選批判について、「10年を超えると、いろいろな弊害が出てくると言われ、私もそう思う。仮に次も選んでいただくならば、そのことを自覚しながらやっていかないといけない」と述べた。
市長選には、無所属新人の国谷涼太氏(25)が立候補を表明している。【葛西大博】
-
金属盗対策の新法成立 本人確認や記録保存義務付け流通防止へ
太陽光発電施設の銅線ケーブルなどの金属盗を防止するため、金属買い取り業者に売り手側の本人確認や取引記録の保存を義務付ける新法「金属盗対策法」が13日、参院本会…政 治 1時間前 毎日新聞
-
東京都議選、参院選への影響は? 今後の政権運営を左右
今回の東京都議選は、参院選と重なる12年に1度のタイミングで実施される。参院選の前哨戦とも位置づけられる都議選の行方は、衆院で過半数を持たない自民、公明両党に…政 治 3時間前 毎日新聞
-
東京都議選が告示、22日投開票 物価高対策など争点 各党総力戦
任期満了に伴う東京都議選(定数127)は13日告示され、22日の投開票に向けた首都決戦が始まった。物価高対策をはじめ、自民党会派の裏金事件、子育て支援などが争…政 治 3時間前 毎日新聞
-
初の夜間党首討論 視聴率1%→3%にアップ
立憲民主党の笠浩史国対委員長は12日の党会合で、初めて夜間に開催された11日の党首討論のテレビ視聴率が、今国会で日中に開催された過去2回と比べ、約3倍に上昇し…政 治 14時間前 毎日新聞
-
学術会議の法人化法 修正求めたが実現せず「非常に残念」と会長
日本学術会議を特殊法人化する新たな日本学術会議法が11日に成立したことを受け、光石衛会長は12日、会議が求めていた法案の修正が実現しなかったことに対して「非常…政 治 16時間前 毎日新聞