<1分で解説>参院選どうなった 石破首相は続投方針 連立拡大は

2025/07/22 10:05 

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 参院選の結果が確定し、自民党と公明党は参院でも少数与党となりました。一方、国民民主党や参政党が大きく議席を伸ばし、政党の多極化が進んでいます。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「参院選の結果」を解説します。

Q 参院選ってどんな選挙だっけ。

A 参院選は、国会の参議院の議員を選ぶ選挙です。今回は改選の125議席で争われました。

Q 自民党と公明党はどうだったの?

A 自民党と公明党は、参院全体の過半数を維持できる50議席を下回り、衆議院に引き続き参議院でも少数与党になりました。

Q 石破茂首相の受け止めは?

A 石破首相は記者会見で「痛恨の極み。謙虚に真摯(しんし)に受け止めなければならない」と述べましたが、続投する考えを強調しました。党内の意見も聞く予定です。

Q 自民党と公明党はどれくらい議席を減らしたの?

A 自民党は改選52議席から39議席に減りました。過去最低は36議席なので、それに近い数字です。改選14議席の公明党は8議席にとどまり、過去最低です。

Q 国民民主党や参政党はどうだったの?

A 国民民主党は改選4議席から17議席に、参政党も1議席から14議席に大きく増やしました。

Q 野党との連携は進むの?

A 首相は、引き続き公明党と連携して政権運営に当たる考えを示した上で、現時点で連立の枠組みを拡大する考えがないことも表明しました。

毎日新聞

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