自民ベテラン6氏、石破首相の自発的辞任を要求 総裁選前倒しで一致

2025/09/04 18:09 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 自民党の渡海紀三朗前政調会長、遠藤利明元総務会長らベテラン議員6氏が4日、国会内で会談し、石破茂首相(党総裁)が自発的に辞任し、総裁選を前倒しで実施すべきだとの考えで一致した。出席者が明らかにした。

 会合に参加したのは渡海、遠藤両氏のほか、山口俊一元沖縄・北方担当相▽田村憲久元厚生労働相▽石田真敏元総務相▽新藤義孝元総務相--の衆院当選9~12回のベテラン。6氏は総裁選の前倒し実施可否を巡る意向確認を行うことが「党の分断を助長する恐れがある」と懸念。国会議員が前倒し実施を要求する書面を提出する予定の8日より前に、首相が自ら辞任し、総裁選実施を決めるべきだとの認識で一致した。

 首相が辞任しない場合は総裁選の前倒し実施を求める書面を提出するとの意見が大勢を占めた。【小田中大】

毎日新聞

政治

政治一覧>