参政党・神谷氏「草の根で追い詰めた」 宮城県知事選、新人を応援

2025/10/27 00:26 

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 任期満了に伴う宮城県知事選は26日投開票され、無所属現職の村井嘉浩氏(65)が元自民党参院議員の和田政宗氏(51)ら無所属の新人4人を破り、現職知事として全国最多に並ぶ6選を確実にした。和田氏は参政党の応援を受け、仙台市内の全5区で村井氏の得票を上回ったが、及ばなかった。

 参政党の神谷宗幣代表は「今回の知事選は候補者をどちらの陣営から出すかの議論に時間をとられ、活動のスタートが遅れたことが悔やまれる。それでも当初は2倍近い差があった現職に対し、草の根の活動で支持を広げ、もうあと一歩のところまで追い詰めたことには意義を感じている」とコメントを出した。

 村井氏は報道陣の取材に「参政党と戦っているような選挙だった。選挙が終わればノーサイド」と語った。【山中宏之】

毎日新聞

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