立憲民主党高知県連代表で同県議の田所裕介氏（４５）が１１月２９日に記者会見し、次期衆院選に高知１区から同党公認の新人として立候補すると表明した。

　田所氏は衆院議員秘書などを経て２０１９年から県議を務め、現在２期目。会見で「地方を重視した国政を実現する。政治とカネの問題に代表される古い政治とは決別し、国民の生活と未来への責任を果たす政治を目指す」と抱負を述べた。県議辞職の時期は衆院選の動向を見て決める。

　衆院高知１区では、武内則男氏（６７）が同党公認候補に内定していたが、同県三原村長選への立候補のため辞退していた。同区では参政党新人で党県連会長の金城幹泰氏（４３）が立候補を表明している。【小林理】