<1分で解説>伊東市長選 失職、落選の田久保氏は今後どうなる

2025/12/16 10:39 

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 静岡県伊東市長選が14日に投開票され、無所属新人の杉本憲也氏(43)が初当選しました。失職した前職の田久保真紀氏(55)は再選を目指しましたが、及びませんでした。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「伊東市長選と学歴詐称問題」を解説します。

Q 前市長はどうして失職したの?

A 田久保氏は東洋大除籍の学歴を「卒業」と公表し、入手経緯が不明な文書を「卒業証書」として市職員らに見せたことが問題視され、2度の不信任決議を受け失職しました。

Q 今回の選挙には何人が立候補したのかな。

A 今回の市長選には、伊東市として過去最多となる9人が立候補しました。

Q 当選した杉本氏はどんな人?

A 杉本氏は元市議で、国民民主党の推薦を受けて無所属で立候補しました。

Q 選挙の結果はどうだったの?

A 杉本氏が1万3522票を獲得して初当選し、田久保氏は4131票で3位でした。

Q 田久保氏は選挙後、なんと話したの?

A 田久保氏は開票結果判明後、報道陣の取材には応じず、15日午前4時過ぎに交流サイト(SNS)で「逆境の中でも私を信じて支えてくれたみなさんの想(おも)いに感謝」と発信しました。

Q 田久保氏は今後どうなるの?

A 田久保氏は公職選挙法違反や偽造有印私文書行使などの疑いで刑事告発されており、捜査の行方が注目されています。

毎日新聞

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