公明・西田氏、今年を振り返り「最悪の年ではない」 草創期と強調

2025/12/16 17:27 

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 公明党の西田実仁幹事長は16日の記者会見で、記者から「ひどい1年だったのではないか」と問われ、「最悪の年とは全く思っていない」と反論する場面があった。今夏の東京都議選や参院選で議席を減らし、連立政権からも離脱した公明だったが、西田氏は「これからどんどん浮上する最良の年の出発だ」と強調した。

 西田氏は現状について、前身の「公明政治連盟」から公明党が誕生した時期、新進党から新「公明党」結成の時期に続く、「三つ目の草創期」と位置づけた。その上で「まさに草創期なので大変。今までと同じようにはいかない」と吐露しつつ、「若い力も伸びている。これからは伸びしろしかない」と力説した。

 来年に向けては「他党にも寄ってきてもらえるような訴求力も持たなくてはいけないし、全員野球で個性を生かした新しい公明党を作っていく」と意気込んだ。【野間口陽】

毎日新聞

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