吉村知事と横山市長が辞職へ 衆院解散に合わせダブル選の意向固める

2026/01/13 17:58 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 大阪府の吉村洋文知事(日本維新の会代表)と大阪市の横山英幸市長(同副代表)が13日、衆院の解散に合わせて出直し知事・市長選に臨む意向を固めた。維新が副首都構想の核と位置付ける「大阪都構想」の実現に向けた手続きを進めるため、近く知事・市長を辞職し、出直し選に立候補するとみられる。

 高市早苗首相が23日の通常国会冒頭で衆院を解散すれば、衆院選と同時に、大阪都構想の3度目の住民投票に向けて民意を問うことで、推進の後ろ盾を得たい考えだ。

 大阪市を廃止し、特別区を設置する大阪都構想は維新の一丁目一番地。2015年と20年の2度、市内の有権者を対象に住民投票が行われ、いずれも僅差で否決された。

 2度目の否決を受けて、吉村氏は「僕自身が再挑戦することはない」と明言。しかし、24年秋の大阪維新の会代表選で新たな制度案づくりを表明して再選された。その後、党内に設置したプロジェクトチームで制度設計を進めてきた。

 維新は23年の統一地方選で、府議会に加え、市議会でも初めて過半数の議席を獲得。大阪府知事・市長のダブル選も制したが、都構想は公約に盛り込まなかった。

 これらの経緯を踏まえて、吉村氏は「3度目に挑戦するのであれば、民主的なプロセスが必要」との考えを示していた。【鈴木拓也、面川美栄、加藤明子】

毎日新聞

政治

政治一覧>

写真ニュース