栃木の立憲・公明幹部、選挙区と比例代表で選挙協力合意 中道浸透へ

2026/01/26 17:59 

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 立憲民主党栃木県連と公明党栃木県本部の幹部が26日、両党による新党「中道改革連合」から立候補する県内の4候補者とともに県庁で共同記者会見を開き、選挙区と比例代表ともに選挙協力することで合意したと明らかにした。

 中道の県組織はないため、両党の県組織が、すでに設立された中道の4選挙区総支部の候補者を支え合って応援、合わせて比例代表の中道票の拡大を申し合わせた。

 自民党と連立を組んでいた公明と立憲は、これまでの衆院選・参院選では、与野党に分かれ戦った間柄だが、公明の野沢和一・県本部代表は「立憲を離党して、中道の理念に賛同して入党した。(候補者の)顔は変わらないかもしれないが、考え方、スタンスは(これまでの立憲と)全然違うと認識している」と述べ、「中道として勝たせることが公明党としての勝利と認識している」とした。

 中道の候補者からは「中道の立場で日本の政治の流れを変えたい」「中道という理念の下、覚悟を持って今後大きなかたまりをつくっていきたい」など、決意が述べられた。

 両党にとっての課題は投票所で「立憲民主党」、「公明党」を書くと無効票になるため、「中道改革連合」の浸透を図るとともに、選挙区・比例代表ともに投票行動に結びつけられるかだ。「短期間の選挙戦の中で難しいが粘り強くやりきって着実に伸ばしていきたい」(野沢氏)としている。

 両党の選挙協力をめぐっては、党本部から指示を受け、立憲の佐藤栄・県連常任顧問と野沢氏との間で打ち合わせを始めたのは今月17日。22日に、宇都宮市内のホテルで全体での顔合わせを行い、24、25日に選挙区ごとに懇談を行った。野沢氏は「どういう考え方でどういう未来を想像しているのか明確になった」として選挙区での応援も決めたという。選挙期間中、要請があれば、公明の県幹部が中道候補応援のマイクを握ることもあるという。【有田浩子、池田一生】

毎日新聞

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