国民民主、「手取り増」から「野党第1党」にシフト 中道苦戦も背景

2026/02/02 11:09 

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 国民民主党の玉木雄一郎代表は1日、東京都内での衆院選(8日投開票)の街頭演説で「国民民主党を野党第1党にしてください」と訴えた。演説後、玉木氏は記者団に「政策実現力を高めていくという意味で、やはり我々が野党第1党にならなければいけない」と述べた。

 国民民主は衆院選の目標について「51議席、比例で900万票」を掲げ、1月31日のNHK番組でも村岡敏英選対委員長が同様の説明をしていた。

 しかし、玉木氏は1日朝のNHK番組では「全員当選で野党第1党にしてもらいたい」と主張し、X(ツイッター)にも「野党第1党にしてください」と投稿した。伊藤孝恵選対委員長代理はXで、拡散を目指すフレーズとして1日からは「もっと手取りを増やす」ではなく「国民民主党を野党第1党に」とするよう促した。

 衆院選公示前の野党第1党は中道改革連合の167議席。国民民主が衆院選で擁立したのは104人にとどまり、ハードルは高いが、報道各社の情勢調査では中道の伸び悩みが伝えられている。玉木氏は、昨年の参院選比例代表で野党最多得票だったことから「できない目標じゃない」と主張し、これまでの目標については「まず51以上ということを申し上げた」と説明した。

 記者団から、選挙後に連立与党入りすると「野党第1党」ではなくなる点を指摘されると「選挙後のことは考えてません」と述べるにとどめた。【安部志帆子】

毎日新聞

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