憲法改正、衆院選の論点に急浮上 高市首相が演説で言及、意欲示す

2026/02/04 16:54 

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 衆院選の論点の一つに憲法改正が急浮上している。報道各社の情勢調査で自民党の優勢が報じられている上、高市早苗首相(自民党総裁)が2日の応援演説で改正に意欲を示し、注目が集まった形だ。交流サイト(SNS)では警戒感を示す投稿も多い。

 首相は2日、新潟県上越市での演説で「憲法になぜ自衛隊を書いてはいけないのか。彼らの誇りを守り、しっかり実力組織として位置づけるためにも、当たり前の憲法改正もやらせてください」と訴えた。

 自民党の公約には、自衛隊の明記や緊急事態対応など4項目を中心とした憲法改正実現が盛り込まれているが、首相が公示後の演説で触れることは少なかった。「責任ある積極財政」など経済・財政政策を中心に訴えることが多かったためだ。

 首相の発言後、SNS上では「憲法」「改憲」を含む投稿数が急増している。

 毎日新聞がSNS分析ツール「メルトウォーター」で調べると、衆院選が公示された先月27日以降、1日あたり6万~10万件で推移していたが、今月2日から増え始め、3日は41万件に達した。

 このうち投稿内容が「否定的」と判定されたのは26・2%で「肯定的」の4・3%を上回った。

 否定的な投稿には、憲法改正で基本的人権が制限されることへの不安や、徴兵制につながりかねないといった指摘があった。肯定的な投稿には「日本は早く自前の新憲法を持つべきだ」という内容などがあった。【藤田剛】

毎日新聞

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