1票差で町長当選→無効の栃木・那須町 町議選で電子投票導入へ

2026/07/22 09:45 

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 栃木県那須町の平山幸宏町長は21日の定例記者会見で、2027年2月の町議会議員選挙で電子投票を導入する意向を示した。

 同町では今年3月に実施された町長選を巡り、県選挙管理委員会が平山町長の当選無効を裁決するなど混乱が広がっている。平山町長は会見で、関連条例案と補正予算案を9月議会に上程すると発表。「無効票ゼロを目指す」と導入の意義を強調した。同日に日程を公表した27年2月9日告示(同14日投開票)の町議選での導入を目指す。

 町によると、投票所に設置した電子投票機で投票する。仕組み上、疑問票や案分票は出ない。不在者投票や点字投票などは従来方式で行うという。

 導入によって、開票に要する時間は従来の約2時間から約1時間に、携わる職員数は約90人から約30人に削減することを見込む。電子投票機は約50台をレンタルする方針。レンタル費用として約1200万円の追加予算が必要となるが、特別地方交付税の活用などによって町の追加負担は約300万円となるという。

 3月の町長選では現職の平山町長が1票差で再選したが、無効票の見直しを経て県選管が町選管の判断を覆し、当選無効と裁決した。平山町長は裁決の取り消しを求め東京高裁に提訴している。【白川徹】

毎日新聞

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