名人戦会場 宇佐神宮で抹茶と和菓子 香川愛生女流四段「格別です」

2025/05/18 15:53 

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 藤井聡太名人(22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する第83期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の4局。会場となっている大分県宇佐市の宇佐神宮で、名人戦と合わせ抹茶が振る舞われた。池を臨むあずまやで大盤解説の聞き手・香川愛生女流四段が和菓子と抹茶をいただいた。

 茶道・表千家の先生たちでつくる「表の会」が主催。名人戦が開催されるのに合わせて、「遠くから来る人におもてなししたい」(同会)と、特別に1日だけのお茶会を開いた。神宮の仲店通りにも店を構える「清月堂」に菊の紋が入った御紋菓(ごもんか) と一緒に抹茶をふるまった。

 大盤解説の合間に振る舞われた香川女流四段は「新緑の美しい季節に宇佐神宮に訪問できました。緑に囲まれていただく抹茶とお菓子は格別です」と笑顔を見せた。同会の森若盟子さん(70)は「めでたい席にお手伝いできることは光栄」と話した。【デジタル編成グループ】

毎日新聞

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