全国初のカスハラ「氏名公表」条例の三重・桑名 初の事案調査を開始

2025/05/21 20:56 

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 全国で初めてカスタマーハラスメント(カスハラ)の行為者の氏名公表を盛り込んだカスハラ防止条例を4月に施行した三重県桑名市で21日、第2回カスハラ対策委員会が開かれた。事業者から市が相談を受けた事案について、カスハラに該当するかを判断するため、初めての調査、審議を開始した。

 この事業者は4月に「行為者から受けた言動が、カスハラに該当するか判断してほしい」と市に相談。市から諮問を受けた対策委はこの日、事業者のヒアリングを実施した。今後、行為者に弁明の機会を与えるためのヒアリングを行うなどした上で、カスハラに当たるか判断して市長に答申する。【荒川基従】

毎日新聞

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