アユ釣り解禁前に試し釣り 数、大きさともに明るい見通し 神奈川

2025/05/21 16:39 

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 6月1日のアユ釣り解禁を前に、神奈川県小田原市を流れる早川と酒匂川で21日、放流したアユの稚魚の生育や天然遡上(そじょう)の状況を調べる試し釣りがあった。

 早川では、早川河川漁協(細川孝組合長)の27人が、早川橋から山崎吊り橋の間で、毛針と友釣りで釣果を試した。釣果は毛針が313匹で、友釣りが175匹。最も大きかったアユは友釣りで釣った19・1センチだった。

 例年並みの量だが、細川組合長は「思ったより大きいアユが多く、今後も期待できる」と話した。アユ釣りは6月1日~10月14日までと、12月の1カ月間。計約200キロのアユを随時放流する予定だ。

 酒匂川での釣果は、毛針などが199匹で、友釣りが93匹。最も大きかったアユは18・7センチだった。酒匂川漁協(篠本幸彦組合長)によると、数、大きさともに順調で、見通しは明るいという。【本橋由紀】

毎日新聞

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