名人戦おやつ「まんまるメロンソーダ」 佐藤紳哉七段も「隙がない」

2025/05/29 11:46 

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 藤井聡太名人(22)に永瀬拓矢九段(32)が挑む第83期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の第5局は29日午前9時、茨城県古河市のホテル山水で始まった。永瀬九段が午前のおやつにオーダーした勝負ドリンク「まんまるメロンソーダ」に、注目が集まっている。前日の検分でも「旬のメロンが楽しみ」と話していた永瀬九段。どんな味なのだろうか。

 アンデスメロンの半身をくりぬいて器にし、丸い果肉が浮かぶメロンソーダ-に、ソフトクリームが添えられている。同市の「8代葵フルーツパーラー」が提供した一品だ。

 茨城県はメロン生産量日本一を誇る。商品開発に携わった為我井直人店長(42)は「メロンを生かしつつ、提供される時にボリューム感、満足感のあるものを作りたい」と試行錯誤。1~1.5キログラムと大きめの2Lメロンを使い、メロンソーダにも果汁を入れるなど、見た目も味もインパクトのあるドリンクに仕上げた。

 大盤解説を務める佐藤紳哉七段が試食した。佐藤七段は「果肉が半分凍っていてシャーベットみたいな食感です。メロン、ソーダ、ソフトクリーム、隙(すき)のない味です。飲み物というよりスイーツ」と絶賛していた。

 イチゴのメニューを必ず頼む永瀬九段。第4局では4種計11個、2日間で8パックほどのイチゴを食べた。第5局では、イチゴからメロンに宗旨替えするのか。

 「まんまるメロンソーダ」は来週から、同店で販売する予定。季節によってメロンの種類が変わるという。【デジタル編成グループ】

毎日新聞

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