YOSHIKIさん人生初の農作業 「幻のワイン」を日本のブドウで
ミュージシャンのYOSHIKIさんが手がけるワインブランド「Y by YOSHIKI」のワインが、初めて日本で栽培されたブドウで造られることになった。ブドウは北海道余市町で生産が始まり、YOSHIKIさんが30日に専用のブドウ畑を訪れ、「人生初の農作業」をした。
「Y by YOSHIKI」は、YOSHIKIさんと、米カリフォルニア州の醸造家とのコラボレーションで、2009年に誕生したワインブランドだ。日本では発売のたびに完売し、「幻のワイン」と言われている。
日本で造るワインの原料には、余市町で育ったブドウを使う。日本を代表するワイナリー「ドメーヌ・タカヒコ」を余市町で経営する醸造家の曽我貴彦さん(52)のワインに、YOSHIKIさんがほれ込んだことで余市が選ばれた。
余市湾を望む日当たりの良い丘陵地に専用畑を設け、ブドウを栽培する。4000平方メートルに、赤ワイン用のピノノワール種のブドウの苗木1191本を育て、27年10月に収穫し、熟成させて28年の販売を目指す。
YOSHIKIさんは30日、「Y by YOSHIKI」×「ドメーヌ・タカヒコ」×「フィールドオブドリームスワイナリー」提携・調印式に臨んだ。その後、専用畑で土に「くわ入れ」をし、最初の「苗入れ」にも取り組んだ。
人生初の農作業というYOSHIKIさんは「世界一くわが似合わないんじゃない?」と笑いつつ、ピアノやドラムを弾く感覚と共通点があるとし、「意外にできそう」と話した。
YOSHIKIさんは発売に向け、「日本ならではのダシのうまみ感と繊細さが味の特徴。やるからには、日本発の世界一のワインを目指したい。自信はあります」と意気込んだ。【森原彩子】
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