ラグビーのニュージーランド（ＮＺ）代表「オールブラックス」の元メンバーらによるラグビー教室が２７日、東京都内で開かれた。

　ＮＺラグビー協会に協賛する大正製薬の主催で、元日本代表の広瀬俊朗さんや大野均さんらも指導に加わり、中高生約７０人がパス、タックル、キックの３グループを巡回しながら基礎を学んだ。

　元ＮＺ代表の司令塔として活躍したダン・カーターさんはキック担当。短距離間で練習させながら、安定した姿勢を保ち、素早く足を振る重要性を伝えた。

　最後はミニゲームで交流を深めた。タックルを指導したリッチー・マコウさんは「ラグビーを成功させる秘訣（ひけつ）は楽しむことと、仲間を信頼すること。人生でも大切なことなので、続けてほしい」と呼びかけた。【川村咲平】