「クマが窓を…」 北海道の民家にヒグマ侵入、在宅の女性にけがなし

2025/09/16 14:23 

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 16日午前10時40分ごろ、北海道三笠市幾春別川向町で、体長約1・2メートルのヒグマ1頭が民家に侵入した。北海道警によると、80代女性が在宅していたが、けがはなかった。

 道警によると、三笠市から「クマが公営住宅の窓ガラスを割り、室内に入った後、玄関から出ていった」と道警岩見沢署に通報があった。

 クマは窓の一部を割って居間に侵入。洗濯をしていた住人の女性の横を通り、開けっぱなしだった玄関から外に出て行った。その後、女性は市に連絡した。同居の80代夫は家の外で草刈りをしており、クマに気付かなかった。

 通報を受け、ハンターと市の職員が室内を確認したところ、横幅約9センチの足跡が見つかった。道警はパトカーで周辺をパトロールしている。【和田幸栞】

毎日新聞

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