住民が庁舎に砲弾?持ち込み 周辺に避難勧告 北海道警岩見沢署

2025/10/06 15:44 

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 北海道警は6日、岩見沢署の庁舎に砲弾のようなものが持ち込まれたとして、署員を含め建物にいた人を避難させたため、午後3時現在で来署や窓口業務の受け付けを停止していると発表した。交番には影響がなく、避難した署員も業務を継続するため、警察機能に支障はないとしている。

 道警によると、岩見沢署管内の住民が同日午前11時ごろ、砲弾のようなもの(長さ約12センチ、直径約3・5センチ)を署に持ち込んだ。住民は「自宅の物置で保管していました」と説明したという。

 署はこの後、庁舎内の人を避難させ、署から半径50メートルの建物にいた人にも避難を勧告した。陸上自衛隊真駒内駐屯地に処理を要請し、午後3時現在、自衛隊員が対応している。

 道警は「警察署に砲弾を持ち込まないでほしい。発見した場合は、絶対にその場から動かさず、110番をしてほしい」と呼びかけている。【和田幸栞】

毎日新聞

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