「ルールよりも対話」 市議会への情報提供に市長が見解示す 北九州

2025/10/09 19:29 

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 福岡県北九州市議会の中村義雄議長が市の情報提供を巡って指針作りに言及したことを受け、武内和久市長は9日の定例記者会見で「できるだけ丁寧に早く情報提供できるように努力している。ルールで縛るより率直な対話を大切にしたい」との見解を示した。

 これまでも市議の一部からは、旦過市場へ市立大学を設置するに至った経緯や、けが人が相次いで利用停止となっていた皿倉山頂上付近のスライダーの一部利用再開などについて、「説明や情報提供が遅い」とたびたび不満が出ていた。

 中村議長は「執行部がいいと思うタイミングと議会が思うタイミングがずれている。信頼関係を作りすりあわせが必要」とし、年内にも提案内容をまとめた上で執行部とすりあわせする意向を示していた。【山下智恵】

毎日新聞

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