台風23号、11日にかけて奄美大島や九州南部に接近 警戒呼びかけ

2025/10/10 19:56 

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 台風23号は10日、日本の南の海上を北よりに進んだ。11日にかけて発達しながら鹿児島県・奄美大島や九州南部に接近し、その後、進路を東よりに変え、12~13日ごろにかけて、暴風域を伴い伊豆諸島に接近する恐れがある。気象庁は伊豆諸島で暴風などへの厳重な警戒を呼びかけるとともに、九州南部、奄美、沖縄で強風や高波、土砂災害などに注意を促している。

 気象庁によると、台風23号は10日午後9時現在、沖縄県・南大東島の北北西約140キロの海上でほとんど停滞している。中心気圧は1000ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。

 予想される最大風速(最大瞬間風速)は、11日は九州南部・奄美20メートル(30メートル)、沖縄15メートル(25メートル)、12日は伊豆諸島30メートル(45メートル)、九州南部・奄美15メートル(25メートル)。11日午後6時までに予想される24時間降水量は多いところで、九州南部・奄美120ミリ、沖縄130ミリ、その後の12日午後6時までに予想される24時間降水量は伊豆諸島150ミリとなっている。【日向米華】

毎日新聞

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