「どんな高校生に…」 遺族が心情明かす 北九州市中3殺傷から1年

2025/12/12 16:41 

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 北九州市小倉南区のファストフード店で中学3年の男女2人が殺傷された事件で、亡くなった中島咲彩(さあや)さん(当時15歳)の父は12日、報道機関にコメントを寄せた。

 事件発生から14日で1年となるが「咲彩がいなくなって過ごす日々は、変わらず受け入れ難いものであり、また、咲彩がいたらどんな高校生になっていて、どんなに楽しい生活を送ることができただろうと思う毎日です」と苦悩の日々を送っている現状を吐露した。

 その上で「一刻も早く審理が尽くされ、二度と(平原(ひらばる)政徳被告が)このような事件を起こすことができないように、私たち家族や地域の方、そしてこの事件を知っている方々が安心して生活できるように、刑罰に処されることを切に願っています」と結んだ。【川畑岳志】

毎日新聞

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