鎮火の後に再燃で被害拡大 消防「火だねの確認不十分」 愛媛・今治
愛媛県今治市で11月に起きた住宅火災で、消火活動に当たった市消防本部が鎮火を確認した後に再び出火し、火災が拡大する事態が発生した。同本部は12日、再燃を防止する活動が不十分だったなどとする検証結果を発表した。
同本部などによると、火災は11月23日午後11時半ごろ、同市別名の木造2階建ての住宅で発生。消防隊員が出動し、住宅の一部が焼けたが、約2時間後に鎮火したと判断。その後、隊員らは現場から引き揚げたが、鎮火から約2時間後に現場で待機していた警察官が住宅から出火しているのを発見。隊員らが再び駆けつけたが、火元の住宅は全焼し、隣接する住宅も延焼した。けが人はなかった。
同本部は事態を重く受け止め、検証を実施。今回の検証結果では、壁の内部や天井裏、布団類など、目につかない部分に火だねが残っていないかの確認が不十分だったとした。
また、今後の対策として、消火活動後に複数の隊員で二重チェックを徹底する▽赤外線カメラを使って目視では確認できない高温部を検出する▽再燃火災防止マニュアルを整備する――などとした。
同本部の松木洋明消防長は「見直すべき反省点があった。今回の事案を重要な教訓とし、再発防止に向けた改善を早急に進め、消火体制全体の強化に取り組んでいく」とのコメントを発表した。【広瀬晃子】
-
「非核三原則の法制化を」 長崎の被爆者4団体が共同会見で訴え
高市早苗首相が非核三原則の与党内での見直し議論を検討していることを受け、長崎の被爆者4団体は12日、長崎市で記者会見し、非核三原則の法制化を求めるアピール文を…社 会 1時間前 毎日新聞
-
高市首相、津波注意報の地域名表示改善を指示 「市町村名を明確に」
高市早苗首相は12日の参院予算委員会で、気象庁が発表する津波注意報などの対象地域名について「できるだけ市町村名を明確に出すように改めさせる。早々に検討させる」…社 会 1時間前 毎日新聞
-
「原爆投下の第1目標だった」北九州市議会、核禁条約批准へ意見書
北九州市議会は12日、核兵器を違法とする核兵器禁止条約の将来的な署名・批准を見据えた環境整備を求める意見書を賛成多数で可決した。第2会派(13人)の公明党が提…社 会 2時間前 毎日新聞
-
北九州市議会、市に事情聴く考え 門司港駅遺構の文書「不存在」巡り
初代門司港駅関連遺構の解体決定に至る経緯を示す文書を「不存在」とした北九州市に対し、市情報公開審査会が市の情報公開に対する姿勢を批判する答申をした問題で、北九…社 会 2時間前 毎日新聞
-
小池都知事、今年の漢字「変」 出生数10年ぶりプラス、女性初首相
東京都の小池百合子知事は12日の定例記者会見で、報道陣から今年の漢字を尋ねられ、「変」を挙げた。 小池氏は「ポジティブとネガティブの両方(の意味)」と説明し…社 会 3時間前 毎日新聞













