ぼうさい甲子園表彰式 グランプリの関大・近藤ゼミなど120人参加

2026/01/24 18:02 

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 優れた防災教育を顕彰する「ぼうさい甲子園」(1・17防災未来賞)=毎日新聞社、兵庫県、ひょうご震災記念21世紀研究機構主催、都市再生機構協賛=の表彰式が24日、神戸市中央区の「人と防災未来センター」であった。約120人が参加し、グランプリの関西大社会安全学部近藤誠司研究室など九つの学校や団体が活動内容を発表した。21回目となる今回は全国の111校・団体から応募があり、47校・団体が入賞した。

 関大近藤研究室は、災害情報論を専門とするゼミナール。10年以上にわたり全国各地でメディアを活用した防災意識向上などに取り組んできた。今年度は多くの人に防災に関心を持ってもらうだけでなく、避難する一人一人に寄り添った活動にも挑戦。和歌山県すさみ町の海沿いの集落で、高齢住民に代わって学生が避難経路を確認するといったプロジェクトを実践したという。

 斎藤元彦・兵庫県知事は「ぼうさい甲子園は、将来の災害に対応できる人材育成を目的としてスタートした。表彰式を機に各校などでの取り組みが全国に広く共有され、地域防災力の強化につながっていくことを期待する」とあいさつ。選考委員長の河田恵昭・人と防災未来センター長は「発表された取り組みは、まさに次の時代の防災・減災を支える希望であり、地域の未来を形作る力そのもの。これからも防災の輪を広げていってほしい」とたたえた。受賞校・団体の取り組みは後日、特集面で紹介する。【小坂春乃】

毎日新聞

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