王将戦、再び角換わり戦 永瀬九段は積極的 藤井王将攻めか守りか

2026/01/24 19:26 

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 藤井聡太王将(23)に永瀬拓矢九段(33)が挑戦し、永瀬九段が先勝して迎えたALSOK杯第75期王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社特別協力、ALSOK特別協賛)の第2局は24日、京都市の伏見稲荷大社で始まり、午後6時、藤井王将が57手目を封じて1日目の戦いを終えた。持ち時間各8時間のうち消費時間は藤井王将3時間44分、永瀬九段3時間42分。25日午前9時に対局を再開する。

 第1局に続き、再び両者が主戦場とする角換わりの戦いになった。ただ、第1局は互いの右銀が5筋の歩の頭に上がる「相腰掛け銀」だったのに対し、後手番に回った永瀬九段は24手目で7三銀と上がり、「早繰り銀」を明示した。「永瀬九段の注文。積極的」と立会の福崎文吾九段は驚いていた。

 永瀬九段の5二金(44手目)から昼食休憩後の戦い。均衡が取れた局面が続く中、藤井王将の4六歩(51手目)が渋い手待ちだった。4五歩と銀取りに打てるところを控えて打ったのだ。「相手に有効な手がないとみたんですね。自分には打てない」。福崎九段が感嘆の声を上げた。

 この手を見て永瀬九段は長考に沈み、9五歩と端に手をつけた。藤井王将は続く9六歩の垂らしにも同香と応じ、素直に受けた。

 永瀬九段が5四金と攻勢を見せたところで、藤井王将が38分考えて指し手を封じた。福崎九段は「藤井王将は攻めていくか、受けに回るか。かなり難しい局面だ」と話した。

【新土居仁昌、丸山進】

 ◇[先]藤井 [後]永瀬

<1>2六歩  (2)8四歩

<3>2五歩  (4)8五歩

<5>7六歩  (6)3二金

<7>7七角  (8)3四歩

<8>6八銀  (10)7七角成

<11>同 銀  (12)2二銀

<13>4八銀  (14)3三銀

<15>4六歩  (16)6二銀

<17>7八金  (18)1四歩

<19>1六歩  (20)7四歩

<21>4七銀  (22)4一玉1

<23>3六歩2 (24)7三銀3

<25>6六歩3 (26)6四銀1

<27>5六銀1 (28)5四歩

<29>5八金11 (30)7五歩1

<31>6七銀8 (32)7六歩1

<33>同銀右1 (34)3一玉1

<35>9六歩23 (36)9四歩2

<37>6五歩31 (38)5三銀25

<39>6九玉1 (40)2二玉25

<41>7九玉5 (42)4四歩5

<43>4七金8 (44)5二金74

<45>3七桂12 (46)5五歩6

<47>4五歩9 (48)4三金右4

<49>4四歩32 (50)同銀右7

<51>4六歩  (52)9五歩45

<53>同 歩2 (54)9六歩4

<55>同 香37 (56)5四金17

<57>封じ手38

毎日新聞

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