証人喚問に不出頭の「陽光学園」元理事長を告発へ 栃木市議会百条委

2026/02/09 16:18 

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 学校法人「陽光学園」(昨年7月に解散認可)に交付された補助金について調べている栃木市議会の調査特別委員会(百条委員会)は、同学園の元理事長の佐山和章代表清算人(52)を地方自治法に基づき刑事告発する方針を決めた。6日の証人喚問に応じず、同法100条3項の「正当な理由のない不出頭」にあたると判断した。20日開会予定の市議会定例会に告発議案を提出する。

 学園は市内で「ひまわり学童クラブ」の藤岡校と岩舟校を開設し、いずれも昨年3月に事業を廃止した。開設時の補助金として2022年度に藤岡校、23年度に岩舟校に対し、市などから計1200万円ずつが交付されたが、一部の未施工が判明した。

 百条委は、補助金の使途、充当した工事の施工実態の解明には責任者である佐山氏の尋問が不可欠と判断し、1月19日に召喚したが拒否された。さらに複数日を提示したが、同意が得られず、6日の尋問実施を佐山氏に通知していた。

 証人喚問を巡っては、佐山氏側から昨年12月、「法人に対する調査は(百条委の)権限の範囲外」との見解が示され、その後は業務や裁判の都合を応じられない理由に挙げていた。【太田穣】

毎日新聞

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