特殊・SNS詐欺の被害額、過去最悪3241億円 前年比1.6倍
2025年に警察が認知した特殊詐欺と、SNSを使った投資・ロマンス詐欺を合わせた被害額は、前年より1250億4000万円増で1・6倍の計3241億1000万円(暫定値)となり、過去最悪だった前年を大幅に上回った。警察庁が12日発表した。
警察官をかたる「ニセ警察詐欺」の増加や若年層への被害拡大が主な要因。海外を拠点にする匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ=匿流)による被害も相次ぎ、警察庁は「被害拡大に歯止めがかかっていない」と危機感を募らせている。
認知件数は、特殊詐欺が前年から31・9%増の2万7758件で、SNS型詐欺が47・9%増の1万5142件。被害額は、特殊詐欺が1414億2000万円で2倍近くも増加した。
SNSを使って著名人を広告塔にして投資を誘う詐欺と、恋愛感情を抱かせるロマンス詐欺を合わせたSNS型詐欺は43・6%増の1827億円。特殊詐欺を含めて認知件数、被害額ともに過去最悪となった。
特殊詐欺の被害額は、「オレオレ詐欺」の手口が前年の2・4倍になった。うち警察官を装って「あなたの口座が犯罪に使われている」と電話するニセ警察詐欺は985億4000万円と特殊詐欺全体の7割近くを占めた。
ニセ警察詐欺の認知件数を被害者の年代別でみると、30代が最多で、40代以下が半数を占めた。被害は高齢者が多いという特殊詐欺の傾向が変化している。
特殊詐欺での犯人側からの最初の接触手段は携帯電話が前年の2・2倍に増えた。40代以下では9割を超え、若年層への被害拡大と関係しているとみられる。
特殊詐欺で逮捕・書類送検されたのは33人増の2307人だった。うちグループリーダーや首謀者らは16人増の66人だった。SNS型詐欺では258人増の387人と急増した。
海外拠点は東南アジア4カ国で摘発され、「かけ子」ら54人が逮捕された。拠点の国別ではカンボジア32人、マレーシア7人、フィリピン9人、タイ6人だった。【深津誠】
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