永瀬九段はフルーツモンスター!? 王将戦 フルーツ王国和歌山対決

2026/02/18 17:14 

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 藤井聡太王将(23)に永瀬拓矢九段(33)が挑むALSOK杯第75期王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社特別協力)で、毎回注目が集まるのが「勝負スイーツ」だ。第4局が指されている和歌山市は「フルーツ王国」として知られている。普段から「フルーツ大好き」を公言、食欲旺盛で知られる永瀬九段は、同じメニューを頼むことが多い。和歌山対決では、どんなフルーツを堪能したのか。

 今回もぶれることなく、4回のおやつタイムはいちご大福串(なかやまグリーンファーム)、一手みかん大福(青木松風庵 秋葉山店アベニール)と、フルーツ大福の固め打ちだった。

 いちご大福串は、ご当地ブランド「まりひめ」を使用し、大粒のイチゴとミニ大福の串になっている。藤井王将も2日目午前のおやつでオーダーした。提供したなかやまグリーンファームは和歌山市内のいちご農家だ。代表の中山雄太さん(41)は「いちご農家だからこそ、大粒の粒がそろったいちごが用意できる。両対局者に選んでいただいて光栄」と喜ぶ。今回の勝負スイーツは同市が公募、有名店や大手が名を連ねる中、「うちのような小さな農家でもできるという自信になった」と手応えを感じている。

 一手みかん大福は和歌山産「なかやの糖高みかん」まるごと1個と白あんを羽二重餅でくるんだフルーツ大福。カットした断面はきれいなみかん色と白い餅のコントラストが「映える」一品だ。商品企画から手がけた青木松風庵取締役、丸山裕加さん(40)は「和歌山の人はミカンに慣れすぎていて、イチゴ大福ほど売れないのですが……。和歌山らしいスイーツを作りたくて」。取引先の青果店でいろいろな種類のミカンを試食し「これだ」と思った品種を選んだ。「今回の王将戦をきっかけに、多くの人に知ってもらえれば」と笑顔を見せた。

 永瀬王将は2日目午後、長期戦を予想し備えたのか、いちご大福串2本、一手みかん大福4個と「増量」したこともあり、2日間で大福串5本、大福8個を楽しんだ。大分・宇佐神宮で2025年に指された第83期名人戦第4局でもイチゴメニューを貫き、2日間で8パック分を消費、「フルーツ大好き」ぶりを発揮した。

 藤井王将は1日目午前に太閤秀吉への献上羊羹(ようかん)=総本家 駿河屋善右衛門、同午後はチョコプリン和歌山ア・ラ・モード(toco*towa)、2日目午前にいちご大福串をオーダー。同午後は飲み物だけのオーダーだった。【デジタル報道グループ】

毎日新聞

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