伊藤英明さん「岐阜を再び中心に」 信長生誕500年を前に奉賛会

2026/03/18 18:03 

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 戦国武将・織田信長の生誕500周年になる2034年に向け、信長の菩提(ぼだい)寺「崇福寺」(岐阜市長良福光)で18日、「織田家顕彰奉賛会」の発会式が開かれ、約150人が参加した。会長で岐阜市出身の俳優、伊藤英明さん(50)は動画でメッセージを送り「生誕500年の節目を迎える時、岐阜がもう一度日本の中心として光を放つ未来を、皆さんと作りたい」と述べた。

 信長は岐阜城を拠点に天下統一への礎を築いた。奉賛会発足は、岐阜城のある金華地区の住民が中心に進めてきた。地元政財官民が結集し、信長と弟の有楽斎を中心に織田家の偉業を顕彰するため、関連の品々を集めた「信長館」(仮称)建設に向けた働きかけや、信長と関係が深いお茶やお香を使ったイベントなどを予定している。

 伊藤さんは、09年の「ぎふ信長まつり」で信長役を務めた。この日の動画で「信長公はこの地に立ち、新しい時代を切り開いた。今こそ古い常識にとらわれない精神が必要だ」と力強く語った。

 名誉顧問には信長の次男、信雄の直系にあたる織田家18代当主の信孝さんと、有楽斎の末裔(まつえい)で茶道有楽流17代家元の織田宗裕さんが就いた。宗裕さんは「風光明媚(めいび)な岐阜がますます発展することを祈念する」と話した。

 また、奉賛会顧問で歴史学者の小和田哲男・静岡大名誉教授が「織田信長と豊臣兄弟」と題して講演。話し上手な豊臣秀吉をうまく見いだし調略に使った点を指摘し、「信長に仕えていなければ秀吉は一生足軽で終わっていた。信長の人事が功を奏した」と話した。【川瀬慎一朗】

毎日新聞

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