兵庫・私的情報漏えい問題 斎藤元彦知事ら不起訴処分 神戸地検

2026/03/27 14:00 

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 斎藤元彦・兵庫県知事らの疑惑を文書で告発した元県西播磨県民局長(故人)の私的情報を漏えいしたとして、地方公務員法(守秘義務)違反容疑で刑事告発された斎藤氏と、片山安孝・元副知事について、神戸地検は27日、不起訴処分(容疑不十分)とした。

 また、地方公務員法違反容疑で書類送検されていた元県総務部長の井ノ本知明氏についても不起訴処分(起訴猶予)とした。

 告発状によると、井ノ本氏は県の人事当局を所管する総務部長だった2024年4月、人事当局が回収した元県民局長の公用パソコンに保存されていた私的情報を県議3人に口頭などで説明し、職務上知り得た秘密を漏えい。斎藤氏は漏えいを命令・仕向け、片山氏は漏えいを容認した、などとされていた。

 3人は刑事告発され、井ノ本氏については兵庫県警が2月に書類送検。斎藤氏と片山氏は告発状を受け取った地検が捜査していた。

 元局長の私的情報の流出を巡っては、県の第三者委員会が調査。25年5月に調査結果を公表し、井ノ本氏の漏えいを認定した。

 これを受けて県は井ノ本氏を停職3カ月の懲戒処分にした。

 第三者委は漏えいは斎藤氏や片山氏の指示だった可能性が高いとも指摘したが、斎藤氏は「漏えいに関する指示をしたことはない」と関与はなかったと主張していた。【木山友里亜】

毎日新聞

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