地震調査委「スロースリップ続発、ひずみ蓄積か」 青森震度5強
政府の地震調査委員会は21日、三陸沖で20日に発生したマグニチュード(M)7・7の地震を受けて臨時会を開いた。委員長の小原一成・東京大名誉教授は会合後の記者会見で、震源域周辺でプレート同士がゆっくりずれ動く「スロースリップ」が断続的に発生していたことを明らかにし、「スロースリップが進行することで(プレートの)固着域にひずみが少しずつたまり、今回の地震が起きた可能性はある」との見解を示した。
調査委によると、地震は太平洋プレートと陸のプレートの境界で起きた。震源域周辺では、2025年末からスロースリップに伴って起きることが多い「低周波微動」が断続的に観測されていたという。
今回の震源域の南側では25年11月9日にM6・9の地震が発生しており、この時期からスロースリップの活動が活発化したと考えられるという。
小原氏は「今回の地震を直接的に引き起こしたスロースリップは認められなかった」とした上で「スロースリップは周辺にひずみを加える。積み重なると大きな地震につながることもある」と指摘した。
一方、今回の震源は、1968年に死者52人を出した十勝沖地震(M7・9)の震源域の南部に当たる。北部では25年12月8日に青森県東方沖地震(M7・5)が起きているが、その中間の領域では94年に三陸はるか沖地震(M7・6)が起きて以降、しばらく活発な地震活動がない。小原氏は、この領域について調査委の審議で「割れ残りがあり、今後のリスクがかなり高いのではという議論があった」と明かし、「今後の活動の推移を十分注視したい」と警戒感を示した。
調査委によると、今回の地震で岩手県普代村の観測点が東に約8センチ移動するなど、東北地方の広い範囲で地殻変動が観測された。地震発生以降、震源域周辺ではこの地震も含め最大震度1以上の揺れが21日午後3時までに12回起きている。
調査委は、青森県東方沖と岩手県沖北部で30年以内にM7~7・5程度の地震が発生する確率を最高ランクの「90%程度以上」と評価していた。【岡田英】
-
「生存に安心を」 安保政策反対デモ、福岡でも初参加の若者増加
高市早苗政権の安全保障政策に反対するデモが全国で広がる中、福岡県内でも今春から初めてデモに参加する若者が増えている。 19日昼過ぎ、福岡市の繁華街・天神の街…社 会 2時間前 毎日新聞
-
公園の金属製ポール倒れ下敷きに 小3男児が骨折 川崎・多摩区
川崎市は21日、多摩区布田の下布田公園で、園内の金属製ポールが倒れ、遊んでいた小学3年の男児(8)が下敷きになったと発表した。男児は救急搬送され、右足骨折で入…社 会 4時間前 毎日新聞
-
「障害問わずに就労支援」で経済効果460億円 日本財団試算
発達障害のグレーゾーンやひきこもりなど、働きづらさを抱える全ての人が障害者向けの公的な就労支援を利用できるようにした場合、約460億円の経済効果が生まれるとい…社 会 5時間前 毎日新聞
-
都内では8.9キロが「対策必要」 道路陥没事故受け、下水道調査
埼玉県八潮市で2025年1月に発生した道路陥没事故を受けて全国で実施した下水道調査で、都下水道局は21日、都管理分で新たに調査・分析が終了した約284キロのう…社 会 5時間前 毎日新聞
-
「大阪都構想投票の段取りまでか」 維新吉村氏の進退を幹部が推察
日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)が国政復帰への意欲を示したことを巡り、維新前代表の馬場伸幸顧問は出演したユーチューブの番組で「どこで今の仕事(知事職)…社 会 9時間前 毎日新聞













