大槌の山林火災、被害1373ヘクタール 平成以降2番目規模

2026/04/26 11:07 

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 岩手県大槌町で発生した山林火災は5日目となった26日も延焼を続け、同日午前6時時点で被害は1373ヘクタールに達した。総務省消防庁によると、2025年2月に同県大船渡市で3370ヘクタールに延焼した火災に次いで、平成以降で国内2番目の被害規模。

 県によると、延焼面積は24日午前6時時点では730ヘクタールだったが、25日午前6時時点では1281ヘクタールに拡大し、26日朝には1373ヘクタールに達した。内訳は小鎚(こづち)地区が338ヘクタール、吉里吉里(きりきり)地区とその周辺が1035ヘクタール。

 複数の地点で住宅に火が迫っている所があり、町は人口の3分の1に当たる3233人に避難指示を出している。隣接する岩手県釜石市や同県山田町にも避難所が設置され、26日午前7時時点で246人が身を寄せている。

 全国各地から派遣された緊急消防援助隊約1200人が地上から放水するなどしているが、鎮火のめどは立っていない。これまでに住宅1棟を含む建物8棟が焼けた。

 火災は22日午後1時50分ごろに小鎚地区で発生。午後4時半ごろに約10キロ離れた吉里吉里地区の山林でも起きた。【工藤哲、佐藤岳幸】

毎日新聞

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