国交省、スターフライヤーに厳重注意 期限切れ救命胴衣を使用

2026/05/19 19:32 

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 交換期限切れの乳幼児用救命胴衣を使い続けたなどとして、国土交通省は19日、北九州市の航空会社「スターフライヤー」に厳重注意し、6月9日までの再発防止策の報告を求めた。

 スターフライヤーと国交省によると、2022年2月に乳幼児用救命胴衣の交換期限が5年から2年に短縮されたにもかかわらず、同8月に改定した会社の整備規定に反映させず、期限切れの装備品を使い続けた。

 24年8月には、社外コンサルタントからの指摘で当時の担当部長が問題を認識した。しかし、国交省への説明を回避するため、当時の担当者に対し、25年3月に規定の改定を届け出るまで是正を先送りし、他の変更事項に紛れさせるよう指示した。国交省は「安全管理システムが有効に機能していない」と指摘した。

 同社によると、救命胴衣の交換は25年1月までに完了した。町田修社長は「厳重注意の内容を大変重く受け止めている。再発防止に向け法令順守と安全意識の再徹底に取り組む」としている。【橋本勝利】

毎日新聞

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