民家の母娘遺体、発見前日以前に殺害されたか 兵庫・たつの

2026/05/20 19:05 

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 兵庫県たつの市の民家で19日に見つかった母娘の遺体について、18日以前に死亡していたとみられることが、捜査関係者への取材で判明した。知人は「数日前から連絡が取れなかった」と警察に説明しており、県警は2人が何者かに殺害された可能性があるとみて調べている。

 県警によると、遺体で見つかったのはこの家に住む田中澄恵さん(74)と、娘の千尋さん(52)。2人暮らしとみられ、19日午前10時半ごろ、安否確認に訪れた警察官が発見した。

 捜査関係者によると、玄関は施錠されておらず、澄恵さんは玄関、千尋さんは近くの廊下にあおむけに倒れていた。いずれも首などの上半身に複数の刺し傷があった。

 澄恵さんには比較的多くの傷があるといい、県警は司法解剖して詳しい死因を調べる。凶器は見つかっておらず、家の外でも血痕が確認された。

 周辺の住民らによると、澄恵さんは数年前に夫を亡くし、千尋さんと仲良く車で出かける姿が目撃されていた。近所に住む70代の女性は「澄恵さんは朗らかな話し方をする人だった」と振り返り、30代の女性は「近所でこんなことが起こるなんて思わなかった。今は不安しかない」と語った。【山下理恵、北山直生、砂押健太、藤田文亮】

毎日新聞

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