赤ちゃんポスト、27年1月末開始目標 大阪・泉佐野、内密出産も

2026/05/30 11:23 

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 親が育てられない乳児を匿名で受け入れる大阪府泉佐野市の「赤ちゃんポスト」について、千代松大耕市長は29日、2027年1月末の運用開始を目指す意向を明らかにした。市はこれまで26年度内の運用開始を目指すとしていたが、初めて具体的な時期を示した。

 「赤ちゃんいのちのバトン」の名称で、市内のりんくう総合医療センターに設置。病院以外に身元を明かさない「内密出産」の受け入れ準備も進める。

 8月から同センターの施設改修工事の開始を予定する。半年かけて赤ちゃんを預かる部屋や妊産婦の相談室などを設け、出入り口や動線の確保を進める。千代松市長は記者会見で「1月末に合わせて各方面との調整を進めていきたい。早く実現することで救える命は必ずある。生まれてきた大切な命を守る最後のとりでになる。できるだけ内密出産も一緒にスタートさせたい」と話した。

 赤ちゃんポストは、熊本市の慈恵病院が07年に国内で初めて導入した。泉佐野市は同病院に事務職員や看護師、助産師、メディカルソーシャルワーカーら計13人を今秋までに派遣し、7日間の研修を実施する。一般会計補正予算案に関連経費196万円を盛り込んだ。【中村宰和】

毎日新聞

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