不二製作所が7497万円の支払い遅延 取適法違反で公取委勧告

2026/09/29 15:30 

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 工業製品の加工に使うエアブラスト装置の部品の製造などを委託する事業者に対し、代金の支払いを遅延したとして、公正取引委員会は29日、エアブラスト装置の製造販売を行う「不二製作所」(東京都江戸川区)の中小受託取引適正化法(取適法)違反を認定し、再発防止を勧告した。

 公取委によると、不二製作所は今年2月以降、エアブラスト装置の運送や部品の製造を委託する46の法人や個人に対し、期日までに代金を支払わなかったり、取適法で禁じられている手形で代金を支払ったりした。手数料がかかるなどの理由で、期日までに満額の代金を受け取ることが困難な電子記録債権で支払うケースもあったという。

 こうした決済は「支払い遅延」とみなされ、公取委は不二製作所に約7497万円の支払い遅延があったと認定。同社は委託事業者に対し6493万円を既に支払い、公取委は残りの支払いも求めている。

 公取委の担当者は「手形は発注側にとっては資金繰りなどの観点でメリットはあるが、受注側にとってはデメリットしかなく、取適法の取引では使用が禁じられている」とした。【山田豊】

毎日新聞

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