広島・呉の中1死亡、第三者委がいじめ認定 学校の問題点を指摘

2026/10/16 20:06 

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 広島県呉市のJR呉駅構内で2022年6月、市立中学1年の生徒が電車にはねられて死亡した事案があり、呉市教育委員会から調査を依頼された第三者による調査委員会は16日、生徒がいじめにあたる行為を受けていたと認定する報告書を公表した。生徒から相談を受けた学校は、より専門的な対応につなげるべきだったと指摘した。

 調査委は、生徒が別の児童や生徒から、小学6年の時に差別的な発言を受け、中学校でも人格を否定する言葉を言われたほか、LINEグループで一方的にブロックされ、廊下を通る際ににらまれるなどしたことをいじめと認定した。

 生徒は小学校では養護教諭、中学校では22年5月に担任教諭に相談したが、学校はいずれも、管理職の判断で両親に伝えていなかった。学校は生徒への対応についてスクールカウンセラーにも相談していなかった。

 調査委は学識経験者や弁護士ら5人で構成し22年9月に調査を開始し、25年4月に市教委に報告書を提出した。市教委は今月に再発防止策をまとめた。

 呉市役所での記者会見で調査委の藤川照彦委員長は「学校側は子どもがつらい思いをした時にどう対応し、動くべきかについて十分に検討していなかった」と指摘。多田博教育長は「大変重く受け止めている」と述べた。【井村陸】

毎日新聞

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