学生勢が奮闘 若い力が盛り上げたレース 別大マラソン

2025/02/02 18:21 

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 若い力がレースを大いに盛り上げた。第73回別府大分毎日マラソン大会は2日、一般参加の若林宏樹(青学大)がトップと6秒差の2位に入った。2024年大阪マラソンで平林清澄(国学院大)が記録した初マラソンの日本最高記録とマラソンの日本学生最高記録(2時間6分18秒)を更新。ビンセント・キプチュンバ(ケニア)が2時間6分1秒で制し、2時間6分38秒で3位の大塚祥平(九電工)までが大会記録を更新した。

 前回覇者のワークナー・デレセ(ひらまつ病院)は5位だった。学生勢が奮闘し、白石光星(青学大)は6位、高山豪起(国学院大)は7位、平林は9位だった。今大会はジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズのグレード1(G1)に認定され、9月に東京で行われる世界選手権の代表選考会を兼ねている。

 女子は好士理恵子(えもと塾)が2時間42分20秒で初優勝した。視覚障害選手の部は、男子は熊谷豊(三井ダイレクト損害保険)が2時間23分51秒で18年以来6大会ぶり3回目の優勝を果たし、女子は井内菜津美(みずほFG)が自身の持つT11クラスの日本記録を更新する3時間11分36秒で2連覇した。

 大会には3993人が出走し、3499人が完走した。(スタート時の気象=曇り、気温9度、湿度86%、南南東の風0・8メートル)

毎日新聞

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