フィギュア・島田麻央が世界ジュニア3連覇を報告 「楽しめた」

2025/03/13 18:52 

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 フィギュアスケート女子の島田麻央選手(木下グループ)が13日、所属する木下グループ本社(東京都新宿区)を訪れ、男女シングルを通じて初となった世界ジュニア選手権3連覇を報告した。取材に応じ、来季に向けての構想などを口にした。

 島田選手は今月2日までハンガリーで開催された世界ジュニアのフリーで、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)と4回転トーループの大技2本をいずれも成功させるなど完璧な演技を見せ、シニアを含め今季世界最高の156・16点をマーク。現行ルールとなった2018~19年シーズン以降、歴代日本女子でもトップとなった。

 改めて自身の3連覇について「すごく緊張している中でも、世界ジュニアという大舞台を楽しむことができた」と振り返った。来季に向けては「もちろん4回転の種類も増やしたいが、まずは4回転トーループの精度をもっとあげるために3回転トーループから練習できたら」と語った。

 帰国後、スポンサーの「サンリオ」を訪問した際には、お気に入りのキャラクター「ハンギョドン」が描かれた色紙をプレゼントされたといい「スケート靴をはいたハンギョドンはないのですごくうれしかったです」と笑顔を見せた。

 26日からはシニアの世界選手権が米ボストンで開催される。ジュニアで無敗を続ける16歳は「私が最速で出るのは(シニア転向した)2年後(27年大会)になる。2年後を想像しながら、そして日本選手全員を応援しながら見たい」と未来の舞台に思いをはせた。【倉沢仁志】

毎日新聞

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