国際スケート連盟（ＩＳＵ）は８日、２０２５～２６年シーズンの公認大会となるフィギュアスケートのチャレンジャー・シリーズ（ＣＳ）の日程を発表した。９月５～７日には、大阪府内で木下グループが協賛する「木下グループ杯」が開催される。１４～１５年シーズンから始まったＣＳで日本開催の大会は初めて。

　ＣＳは、より多くのスケーターが国際大会を経験し、ランキングポイントや世界選手権をはじめとする上位大会の派遣最低技術点（ミニマムスコア）を獲得することなどを目的に実施されている。日本のトップ選手は９月ごろのＣＳに出場して新プログラムの感触を確かめるなどし、シーズンが本格化する１０月からのグランプリ（ＧＰ）シリーズに向けて調整するケースが多い。

　昨年は、ロンバルディア杯（９月１３～１５日、イタリア）に男子の鍵山優真選手（オリエンタルバイオ・中京大）や女子の坂本花織選手（シスメックス）、ネーベルホルン杯（９月１９～２１日、ドイツ）には男子の山本草太選手（中京大）や女子の千葉百音選手（木下アカデミー）らが出場した。【倉沢仁志】