日本「爆速ラグビー」で快勝 ラグビー女子国際大会 カザフスタン戦
日本と香港、カザフスタンの3カ国・地域が出場する「女子アジアラグビーエミレーツチャンピオンシップ2025」が15日、福岡市東区のJAPAN BASEで開幕。世界ランキング11位の日本は初戦で18位のカザフスタンと対戦し、90―0で快勝した。
今年8~9月にラグビーの女子ワールドカップ(W杯)イングランド大会があり、今大会は代表チームの底上げと戦力強化などが目的。キャップ数の少ない選手が主に出場した。
日本は「爆速ラグビー」をテーマに前半から豊富な運動量で相手を圧倒。コンタクトなどの接点や、イーブンボールへの素早い反応でマイボールをキープすると、14トライを奪って快勝した。
次戦は25日に17位の香港と対戦する、入場無料。【林大樹】
◇今田圭太ヘッドコーチ代行
<試合を振り返って>
テーマは「爆速」としていた。アタックもディフェンスも相手より速くということを意識させていた。最初のトライの場面でも、速い防御で相手からボールを奪ってトライにまでつなげるということができていて、終始日本のペースが作れたと思う。
<試合に向けたレスリー・マッケンジーHCからのアドバイスは>
基本的なチームコンセプトや攻撃などの部分では、話をしたりすることはあったが、任せられていた。メンバーの選択は話し合ったが、そのくらいです。
<次戦に向けた課題は>
良いテンポでボールは出せていたが、攻撃時のブレークダウン(密集でのボールの争奪戦)の質と、相手からボールを奪い返した時の攻撃は、もっと良くなるなと感じた。
◇向來桜子主将
<若いチームを率いて>
準備期間が短かったが、攻撃でも防御でも自分たちの強みを出そうと意識した。初めてや久しぶりの代表戦という選手もいて、練習以外の時間に戦術を合わせたりということもした。
<爆速ラグビーとは>
攻撃や防御の準備や動き出し、タックル後の素早い起き上がりなど、さまざまなところで「爆発的に速く動く」ということが目標。今日は先発メンバー含めてそれが体現できたと思う。
<W杯まで100日を切った>
前回大会は連れていってもらった立場。今年は強い意志でW杯へ挑みたいと思っていたので、その前にアジアのチームと対戦できるのは大きい。やる気や熱意が加速した試合だった。
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