粘りの打線が面目躍如 西濃運輸が見せた底力 都市対抗東海2次
◇第96回都市対抗野球大会東海2次予選・第2代表決定戦(21日・岡崎レッドダイヤモンドスタジアム)
◇○西濃運輸4―3ヤマハ●(西濃運輸は5年連続42回目の出場)
今季も粘り強い打線は健在だ。西濃運輸が劣勢をはねのけ、ヤマハを相手に逆転劇を演じた。
2点を追う六回1死一、二塁、代打の河田隆博が右打席へ。「球が荒れる投手なので、真っすぐ狙いでいくしかない」とカウント2ボール1ストライクからの4球目、外角の直球を逆らわず右方向へはじき返した。
鋭く伸びた打球は右翼手の頭を越え、1点差に迫る適時二塁打に。その後、相手の失策が出て逆転した。
名城大から入社2年目。今大会は4試合で先発出場しながら、思うような結果が出せずにいた。この日はベンチスタートだったが、「与えられた役割をこなすだけだった」。悔しさをバネに、大仕事を成し遂げた。
昨季の都市対抗で4強入りの原動力となったエースの吉田聖弥がプロ入りし、投手力には課題がある。それを補う打力でこの予選は第1代表決定戦まで進んだ。
その試合はトヨタ自動車の増居翔太に完封されたが、この日はヤマハの投手陣を攻め立てた。佐伯尚治監督は「どんな展開でも粘り強く対応して、勝ちゲームにしていくのがうちの野球」と語る。その言葉通り、代打も含めた全員野球でものにした大一番だった。
チームが都市対抗本戦で初優勝した2014年以来の東海第1代表とはならなかったが、らしさを発揮しての第2代表。昨年まで3年連続で第5代表だっただけに、「何番でもよいと思っていましたが、奇跡を起こして第2代表になれたのは素晴らしいことです」。佐伯監督の頰が緩んだ。【吉川雄飛】
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