決定力不足の福岡が今季最多3得点 打ち合い制して2連勝 J1
◇○アビスパ福岡3―2アルビレックス新潟●(21日・ベスト電器スタジアム)
打てども打てども入らず決定力に悩まされてきたチームの姿はなかった。リーグワーストのシュート決定率の福岡が、今季最多3得点で打ち合いを制した。
1点を追う前半9分。トップ下2列目右のFW紺野和也はゴール中央からやや左に立ち位置を変えた。「あそこが空いているなと思った。(FW北島祐二が)見てくれると思ってボールを受けにいった」。北島から思惑通りにパスが入ると、細かなタッチで相手をかわし、左足でゴールネットを揺らした。
さらに7分後にもFW碓井聖生が右足でゴールを決めて勝ち越すと、追いつかれた後の前半終了間際には北島が得点を奪い、再びリード。そのまま逃げ切った。
この日は2列目が内寄りに入り、前線3枚を中心に距離感を保ってプレーした。両ウイングバックも積極的に攻撃参加すると、前線に厚みが増した。
チームは4月12日に横浜マに勝ち、クラブ史上初となる首位に立った。しかし次節の清水戦で敗れると、ここから9戦も勝ち星から遠ざかった。複数得点は一度もなく、無得点は5試合に上るほど決定力は深刻だった。
金明輝監督は人や配置を換えながら試行錯誤を繰り返し、シーズン折り返しとなった前節の岡山戦で10試合ぶりに白星。これで2連勝とし、ようやく勝敗を五分に戻した。
金監督は試合後、「見ている人はスリリングでエキサイティングだと思うけど、我々としてはね……」と苦笑いを浮かべつつもホッとした様子だった。北島は「先制されても追い付かれても勝ちきることができるのは自信になる」と強調した。
課題克服に向けて価値のある勝利だが、真価が問われるのはここからだ。【丹下友紀子】
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