西武・今井がマウンドでしゃがみ降板 西口監督「回復している」

2025/06/27 23:06 

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 ◇○日本ハム5―2西武●(27日・ベルーナドーム)

 西武の今井達也投手が体調不良で今季最短の四回途中2失点で降板するアクシデントがあった。

 四回に田宮裕涼にソロを浴びて1点差に迫られ、安打と四球で2死一、二塁。万波中正に対し2ボール1ストライクとしたところでプレートを外し、マウンドでしゃがみ込んだ。

 その後トレーナーとともにマウンドを降り、81球で交代となった。ベンチに戻るとしばらく座り込み、うなだれるような様子を見せた。

 試合後、西口文也監督は「まだはっきり診断は出ていない。体調不良ということで」とし、「回復はしてきているみたい。球数が多いのが影響した可能性もある。今後は体調を見ながら」と話した。

 気象庁によると、ベルーナドームのある埼玉県所沢市はこの日、最高気温32.3度を記録。平年より5度以上高く、試合開始の午後6時時点で29.6度だった。

 試合は日本ハム打線が西武の救援陣を捉え逆転勝ちした。

 今井投手は今季、エースとして試合前までチームトップの6勝を挙げ、防御率1・17と好投を続けていた。【牧野大輔】

毎日新聞

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