都市対抗32代表決定 JR東は16年連続、クラブチームは5年ぶり

2025/07/17 20:49 

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 第96回都市対抗野球大会(8月28日から12日間、東京ドーム)に出場する32チームが17日、出そろった。西関東2次予選の第2代表決定戦で東芝(川崎市)が日産自動車を7―2で降し、2年ぶり45回目の出場を決めた。組み合わせ抽選会は19日に東京都内で行われる。

 連続出場は東京都・JR東日本の16年連続が今大会の出場チームの中で最長となった。最多出場は大阪市・日本生命の64回。史上最多12回の優勝回数を誇る横浜市・ENEOSは、6年連続で出場権を手にした。

 最も長いブランクを経て戻るチームは6年ぶりの出場となる長野市・信越クラブ。札幌市・JR北海道クラブも5年ぶりに出場権を獲得した。クラブチームが出場するのは、JR北海道クラブと富里市・ハナマウイが出場した2020年の第91回大会以来、5年ぶりだ。初出場は3年連続でなかった。

 横浜市・三菱重工Eastは、12、13年に達成した横浜市・JX―ENEOS(現ENEOS)以来となる史上6チーム目(7回目)の大会連覇に挑む。昨秋の日本選手権を制した豊田市・トヨタ自動車は、22、23年以来、2度目の「秋夏連覇」を狙う。

 東京都・Hondaは24年に埼玉県から東京都に所属変更し、初めての本大会出場となる。15年の休部期間を経て今季から活動を再開した日産自動車は、「復帰元年」での出場はならなかった。【下河辺果歩】

毎日新聞

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