<1分で解説>トイレで健康管理 形や硬さ、色などをスマホに転送

2025/07/17 15:45 

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 住宅設備機器メーカーのTOTOが、便の硬さや量を計測できる家庭向けの便器を8月に発売すると発表しました。健康に関心の高い人たちに向けて販売を広げる予定です。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「便の状態を計測できる新しい便器」について解説します。

Q 便の硬さや量を計測できる便器って聞いたよ。どんな仕組みなの?

A 便器の中にスキャナーがあり、便に光を当てて形や硬さ、量などを計測します。計測したデータは自動でスマートフォンのアプリに送られます。

Q この便器はどんな特徴があるの?

A 便の形や硬さを七つに分類し、色も黄土系、茶系、こげ茶系の3色に分けて記録します。量も多、中、少に分けて管理できます。

Q 便の状態はどうやって記録されるの?

A 便座に座ると読み取り機が自動で起動し、便が落ちてくると光を当てて計測します。その後、専用アプリにデータが送られ、カレンダーで管理できます。

Q アプリではどんなことができるの?

A アプリでは便の回数や状態をカレンダーで確認でき、便の状態に合わせて生活面のアドバイスも表示されます。

Q こうした便器は珍しいの?

A TOTOによると、便の状態を計測してアプリで管理できる家庭用便器は国内初だそうです。

Q どうしてこの便器を開発したの?

A TOTOの調査で、排せつ後に便の状態を確認する人が76%に上ったことが分かり、健康に関心のある人向けに開発されました。

毎日新聞

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